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おならのニオイの原因とは

対策

おならの臭いの原因は、おならの成分中に10%ほどしか含まれていないと考えられる、腸内で発生したガスです。ほかの成分はほとんどが空気であり、おならの回数を減らす対策とニオイ対策は、別になります。

おならの構成成分と、それをもたらす仕組みを理解して、臭いおならにさようならしましょう。

おならの成分

おならの成分は、そのほとんどが空気だとされています。約70%が空気であり、とうぜん無臭です。ほかに血液中のガスが腸内に出たもの、そして食べ物カスが分解されてできたガスで構成されています。

このなかで、臭いニオイのもとになるのは食べ物カスが分解されて発生したガスのみであり、その割合は10%程度と考えられています。バランス的には小さいですが、ここに臭いが集約しているのです。

おならの成分の約7割が空気ということなので、ニオイ対策の前に、まずおならの回数を減らすことを考えた場合、空気の量を減らすのが有効であるということになります。

この空気は、口から入ったものです。多くは、食事のときに、食べ物と一緒にとりこんでしまったもの。

咀嚼をしっかりせずに飲むように食べてしまうと、空気を多く飲みこんでしまいます。そのため、おならがよく出る場合の対策としては、しっかり食べ物を噛んで、ゆっくり食べるようにすることです。

おならの回数が減れば、臭いおならを出さずにすむので、これはある程度有効な対策だと思います。

ほかに、緊張したときなどにツバを飲みこむ「呑気症」が原因になっていることもあります。ストレスを感じると歯を食いしばることがありますが、それによって唾液が出て、それを飲みこむときに空気も飲みこんでしまうのです。

呑気症は、意識して上の歯と下の歯を離すようにすれば、カンタンに解消することができるようです。

ストレスを感じたときに、自分が歯をグッと噛んでいないか、ツバを大量に飲みこんでしまっていないかを確認して、もしそういった状態になっていれば、改善するようにつとめましょう。

それによって、多かったおならの回数を減らせるかもしれません。

おならの臭いの原因

おならの成分の約7割は空気であり、臭いをもたらしているのは、腸内で発生した全体の1割程度と考えられるガスです。

このガスは、腸内の悪玉菌が食べ物カスを分解することで発生します。腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つのグループの腸内細菌が生息していますが、そのうち悪玉菌がおならの臭いに関係しているのです。

悪玉菌のなかで大きな勢力だと考えられているのが、ウェルシュ菌(クロストリジウム・パーフリンゲンス)です。

ウェルシュ菌は大腸に届いたタンパク質を分解して、アンモニアやインドール、スカトール、硫化水素、フェノールなどの有害物質をつくりだします。これが便やほかの空気と混ざり、ウンチやおならの臭いの原因になります。

これらの有毒なガスはおならの臭いの原因になるだけではありません。腸壁から吸収されて血液中に入ると、全身をめぐり、皮膚や肺にも届きます。そして、口臭や体臭、肌荒れなども引き起こす可能性があるのです。

おならのガマンはよくないといいますが、それはガスが腸管で吸収されてしまうことで、上記のような不快な状態になってしまうことを避けるための知恵なのかもしれません。

腸内環境を整えておならのニオイ改善

おならの臭いを抑えるためには、腸内環境を整えることで悪玉菌を減らすこと、悪玉菌が分解する対象であるタンパク質を減らすことが大事です。

タンパク質を減らすのは、ある程度カンタンです。タンパク質とは肉類のこと。豚肉や鶏肉、牛肉などの動物性タンパク質の摂取を控えることで、おならの臭いはある程度は抑制できるのです。

肉類が大好きという場合はむずかしいかもしれませんが、動物性タンパク質は高タンパク、高脂肪であり、摂り過ぎはほかの健康問題にも影響します。加齢とともに消化機能も衰えるので、少しずつ減らす努力をすべきでしょう。

腸内環境の改善については、詳しいことは「腸内環境を改善する方法」で説明しています。

ヨーグルトや納豆などの、善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を含む食品を食べたり、オリゴ糖や食物繊維などの善玉菌のエサになるものを摂ったりすることで、腸内環境を整えましょう。

また、上記のページには記載されていませんが、充分な睡眠、適度な運動、ストレス解消なども大事です。腸が活発に動くように、心身のストレスを減らす生活習慣を身につけましょう。

ちなみに、抗生物質をとっていると、有害な菌だけでなく、善玉菌も減らしてしまう可能性があります。

皮膚や体内の菌を原因とする症状に悩んでいる場合、医師に抗生剤を処方されている場合があります。飲んでいる薬が抗生物質である場合は、善玉菌が減りやすい状態になってしまっています。

そのときは、より善玉菌を積極的に摂取する必要があります。ヨーグルトなどの食べ物では充分な量を取れない可能性があるので、できれば乳酸菌サプリ、乳酸菌整腸剤などを使うようにしましょう。

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